


ブルーベリー畑を広げ、これからだという所で僕にとって最大の試練の時が訪れました!
まさに嵐のような時期でした!
二人目の子供を身ごもった嫁が切迫早産
で入院することになりました。
その日から僕は3才の息子を子守りしながら農業をすることになりました!
当然、加工はストップ!
背中に息子をしばりつけ肥料をふったり、収穫したり、一番心配なことは背中の息子が熱中症にならないか?ということでした!
それから少しして娘の『芽生』がうまれました!
そのあとも嫁は入院していたので毎日、息子と病院に通う日々でした。
嫁と娘が家に帰ってきてすぐ、
親代わりに僕を育ててくれた祖父が
癌で余命1年あるかどうかということがわかりました!
祖父の最後のお願いは、自分が生まれ育った家で死ぬことでした。
我慢強い祖父は、毎日仕事で忙しい家族になるべく迷惑かけまいとギリギリまで体が辛いのを我慢していた様に思います。
沢山の事が重なり、ブルーベリー畑は台風被害にあったり、もぐらの被害、雑草、虫、水不足で木が枯れたり、鳥に実を食べられたり…荒れ放題になってしまいました!
その間にも借金の返済日は迫ってくる。
正直、恐ろしかった…f(^^;
最低限、家族の生活を守る義務が僕にはありました。
情けなさと悔しい気持ち、自分の力の無さに腹が立つ、全身の力が抜けて僕はブルーベリー畑の真ん中で気づいたら座りこんでしまっていました。 そんな時、知らないおじいさんに話かけられました! 「兄ちゃん、若いのにいつもよー仕事するな! せやけど、そんな仕事の仕方してたら死んでまうぞ!(笑) 兄ちゃん、働くって意味わかるか? 働くって言う字は本当は端楽と書く! 自分の近くにおる大切な人が少しでも楽にならんかったら、兄ちゃんはただ動いてるだけや! よー考えることやな!(笑)」 そう言って去っていきました! 僕はハっとしました!
そして、泣く泣くその年のブルーベリーをあきらめました。 それ以来、あのおじいさんに会ったことないし、誰なのかわかりません。
それから間もなくして、僕にとって父親のような存在であり、農業の師匠でもあった祖父が亡くなりました。
僕にとって一番の理解者であり、一番頼りにしていた人が亡くなりました。 最後まで、痛いとか苦しいとか僕の前で 泣き言ひとつ言いませんでした。 おじいちゃんの葬式には親族葬に関わらずたくさんの人が来て下さりました! ほとんどの人が昔、おじいちゃんに世話になったと言っていました。 その中で身内、他人関係なく、人目をはばからず泣いていたほとんどが10代から30代の男やった。 今でもおじいちゃんに手を合わせにくる若者がおる。 おじいちゃんは本当にすごい人やったんやと 僕は思います。
生前、祖父はよく僕に「お前が本当の息子やったら、お前といっしょに農業したらおもしろかったやろな!」
「お前は仕事はするから心配はいらん!せやけど、アホがつくほど人が良すぎる!だから、だまされんようにしろよ!あと、タバコは辞めろとは言わんから減らせよ!お前はこれからやねんから(笑)」 「子供は国の宝や!」笑ってよくこんなことを言いました!
僕はいつも心の中でおじいちゃんに言うことがあります!
「おじいちゃん、農業したくなったら俺にしがみついとき、いつか、おもろいもん見せたるで」って…(笑)
沢山の事が重なり、ブルーベリー畑は台風被害にあったり、もぐらの被害、雑草、虫、水不足で木が枯れたり、鳥に実を食べられたり…荒れ放題になってしまいました!
その間にも借金の返済日は迫ってくる。
正直、恐ろしかった…f(^^;
最低限、家族の生活を守る義務が僕にはありました。
情けなさと悔しい気持ち、自分の力の無さに腹が立つ、全身の力が抜けて僕はブルーベリー畑の真ん中で気づいたら座りこんでしまっていました。 そんな時、知らないおじいさんに話かけられました! 「兄ちゃん、若いのにいつもよー仕事するな! せやけど、そんな仕事の仕方してたら死んでまうぞ!(笑) 兄ちゃん、働くって意味わかるか? 働くって言う字は本当は端楽と書く! 自分の近くにおる大切な人が少しでも楽にならんかったら、兄ちゃんはただ動いてるだけや! よー考えることやな!(笑)」 そう言って去っていきました! 僕はハっとしました!
そして、泣く泣くその年のブルーベリーをあきらめました。 それ以来、あのおじいさんに会ったことないし、誰なのかわかりません。
それから間もなくして、僕にとって父親のような存在であり、農業の師匠でもあった祖父が亡くなりました。
僕にとって一番の理解者であり、一番頼りにしていた人が亡くなりました。 最後まで、痛いとか苦しいとか僕の前で 泣き言ひとつ言いませんでした。 おじいちゃんの葬式には親族葬に関わらずたくさんの人が来て下さりました! ほとんどの人が昔、おじいちゃんに世話になったと言っていました。 その中で身内、他人関係なく、人目をはばからず泣いていたほとんどが10代から30代の男やった。 今でもおじいちゃんに手を合わせにくる若者がおる。 おじいちゃんは本当にすごい人やったんやと 僕は思います。
生前、祖父はよく僕に「お前が本当の息子やったら、お前といっしょに農業したらおもしろかったやろな!」
「お前は仕事はするから心配はいらん!せやけど、アホがつくほど人が良すぎる!だから、だまされんようにしろよ!あと、タバコは辞めろとは言わんから減らせよ!お前はこれからやねんから(笑)」 「子供は国の宝や!」笑ってよくこんなことを言いました!
僕はいつも心の中でおじいちゃんに言うことがあります!
「おじいちゃん、農業したくなったら俺にしがみついとき、いつか、おもろいもん見せたるで」って…(笑)


コメント
コメント一覧 (1)
感動して一気に読んでしまいました~!
補助金などをもらわずに、一から自分で頑張って、本当に志がなければできませんよね。
今は食品加工とかでも多くの補助金制度があるけど、もちろん使えるものは使うとしても、
そういう制度を利用した事業がさらに成功するケースって、そんなに多くないような・・・。
やっぱり根本は、まーやんのような本当の熱意があって惜しまずに努力する人が成功するんやと思います!
暑さ本番ですね、体いたわりながら、頑張ってください、応援してます☆
多くの人に読んでもらいたくて、とあるサイトに投稿させてもらいました♪→http://release.co.jp/r/217972/
また時々読みにきまーす(^^)/